月別アーカイブ: 2013年4月

Webサイトキャプチャ

プラットフォーム: 画像、Web

今流行のキューレションサイトやブックマークなどで、URLを指定すると、そのサイトのキャプチャ画像が表示される仕組みを良く目にします。
弊社でもWebサイトのキャプチャ画像を撮る仕組みを構築しました。

特徴

・Webサイトのキャプチャ画像をリアルタイムで作成できる
・一度作成したWebサイトキャプチャはキャッシュされ、定期的に更新

開発経緯や開発者による苦労話

弊社の社内で開発していたサービスで利用するため、Webサイトのキャプチャ画像を作成する機能を作成しました。
サイトのキャプチャ画像は操作の流れの中で即座に表示しなければならなかったため、対象のURLを指定されたあとにWebサイトへアクセスし、素早くキャプチャ画像を作成する必要がありました。
このリアルタイム性を実現するのにかなり苦労しましたね。

サービスへの活用例

・キュレーションサイトの一部

・ブックマーク系のサービスなど

デモ or 利用イメージの画像

webcap

まとめ

Webサイトキャプチャは良くみる機能ではありますが、実際に構築するとなるとそれなりに大変です。
特にリアルタイムにサイトキャプチャを取得するためには工夫が必要です。
弊社ではすでにこの機能を開発済みですので、それを再利用することで開発コストを減らすことが可能となります。

PDF解析

プラットフォーム: 画像、Web

PDFを読み込み、簡単に画像化が可能な仕組みを構築しました。

特徴

・PDFの画像化
・出力画像フォーマット(bmp,jpg,png)、サイズも変更可能

開発経緯や開発者による苦労話

ヘアカタログアプリの機能強化の一つとして、顔の位置を認識してヘアスタイルイメージを当てはめられるような機能を開発しようとしました。
当初「iOS標準の顔検出機能」を利用して、プログラムを作っていたのですが、細かい操作や人間の顔以外の物体を検出する機能としては利用できなかったので、実績も豊富なOpenCVを利用しました。

なんとかiOSおよびAndroid(Java)に適用したのですが、誤検出や検出漏れがかなり見られたので、学習データを組み合わせるなどして精度を上げました。
ただ、利用シーンが製品の方向性と異なってしまうので、途中で開発の方向転換をしてしまいました。
コンピュータビジョンはいろんな可能性があるので、是非活用ください。

サービスへの活用例

・既存PDFカタログの画像ビューワー対応
・HTMLでの処理効率化(PDFより画像の方が表示もしやすい)

デモ or 利用イメージの画

pdfconvert

まとめ

既にあるカタログPDFなどをWEB上で上手く活用する際に、今ではよく使われるjQueryなどを使用して綺麗に表示するには画像の方が制御しやすかったりします。
既存資産を使い、少ないコストでよりスタイリッシュな形でに提供が可能となります。